小倉祇園太鼓保存振興会について
会長挨拶
小倉祇園太鼓保存振興会のホームページにようこそ!
小倉藩初代藩主の細川忠興公により、京都の祇園祭を模してはじまったといわれるこの祭りは、無病息災を祈念する夏まつりとして、小倉のまちに息づいて参りました。太鼓の響きやヂャンガラの音色は、まちから悪疫を追い払い、にぎわいを呼び寄せるといった意味が込められています。祭りは毎年、7月第3土曜日をはさんだ金・土・日曜日に催されます。7月1日の太鼓台開きから祭り最終日まで、小倉のまちは太鼓の音色に染まります。百数十団体が参加して祭りを盛り上げます。それを束ねるのが「小倉祇園太鼓保存振興会(以下、保存振興会)」です。事務局は北九州市小倉北区の小倉城内にあります。
そして400周年という大きな節目にあたる2019年春、ついに「国指定重要無形民俗文化財」となりました。文化庁によると太鼓芸としては全国初だそうで、両面かつ歩行打ち、そして伝統の三拍子の打法を守り抜いてきたことが評価されたのです。これで子どもたちが誇りをもって祭りに参加できることと思います。
これまで多くの先人達によって、祭りが継承されてきました。しかし、その歩みは平坦ではなく、過去に3 度の大きな危機を迎えました。最初は、明治維新の先駆けとなった小倉戦争。次に、原子爆弾の候補地となった第二次世界大戦。最後は、平成に入って乱立した創作太鼓化の猛威と風紀の乱れです。祭りの根幹を揺るがすような大きな出来事ではございましたが、保存振興会として意識改革に取り組み、太鼓の打法はもとより、衣装、マナーなど、品格と伝統を会員一人ひとりに啓蒙しました。
このような取り組みが評価され、2016 年(平成28 年)に「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(通称:国選択無形民俗文化財)」の選択を受けました。また、同年には一般財団法人地域伝統芸能活用センターの「2016年度地域芸能伝統大賞・活用賞」を受賞しました。これは保存振興会によるここ十数年の祭り改革が功を奏し、保存振興会が統制のとれた品格のある組織であること、さらに創作太鼓と一線を画した伝統太鼓芸として認められた証といえます。
これからも礼節をわきまえ、市民から喜ばれる祭りにして、活気あふれるまちづくりに貢献します。誇りある伝統を次の100 年へつなぐことを目指し、『小倉のにぎわいは“太鼓の祇園”からはじまる』をテーマに、行事を実施したいと考えております。特に近年は、祭りの担い手確保が大きな課題となっておりますので、これから祭りを支える人材の育成にも力を入れてまいります。
メイン⾏事の⼦ども競演会(⼟曜⽇)は、これから祭りを担う⼦どもたちが⽇ごろの練習の成果を披露します。最終⽇(⽇曜⽇)の太⿎総⾒は、各チームの⼿練れが⼀つの⾳も乱 さない太⿎の技を披露します。そのほか、据え太⿎披露会場、地域ごとの太⿎広場、おもてなし太⿎など⾒どころ満載です。
会長 中村 眞人
組織図
昭和33年に福岡県無形民俗文化財に指定され、伝統文化の保存振興を目的に設立された団体です。
10の専門委員会を持ち、全ての委員はいずれかの委員会に所属しています。その委員会の目的に応じて会議が開かれ意見を述べ、合同委員会で報告、集約、検討を行います。
小倉祇園太鼓心得
注 意
アクセス
バナー広告募集
小倉祇園太鼓保存振興会では、公式ホームページへのバナー協賛を募集しております。
掲載を希望される方は、下記の募集要領をご覧いただき、事務局までお問い合わせください。
募集件数: | 6枠 |
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協賛金: | 30,000円/1枠 |
掲載期間: | 平成31年4月1日~令和2年3月31日迄 |
画像の規格: | jpg、gif、png形式 推奨サイズ:ヨコ420pxタテ200px(420×200の比率で作成いただければ、同じ大きさで掲載する事が出来ます。) パソコン画面で横幅185px程度に縮小されても見えように作成ください。 |
太鼓派遣について
区分 | 派遣費用 | |
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派遣料金(基本料金) | 実費加算額 | |
市内派遣 | 60,000円 |
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市外派遣 | 90,000円 | |
県外派遣 | 130,000円 | |
国外派遣 | 要相談 |
【注意事項】